リハビリテーション科

リハビリテーション実施日

当院では、土曜日・祝日・お盆(8/14・8/15)・年末(12/30・12/31)のリハビリテーションを提供しています。
患者様お一人お一人の、早期回復や在宅復帰を目的として、理学療法・作業療法・言語聴覚療法・摂食機能療法を毎日提供できる体制を整えています。

理学療法

理学療法とは、身体に障害のある方に対し、基本的動作能力の回復を図るため、治療的運動や物理的手段を加える療法です。基本的動作能力の改善を図ることで生活の質の向上も目指しています。病気、障害があっても自分らしく暮らしたいという皆さんの気持ちを大切にしています。

作業療法

作業療法では、身体又は精神に障害のある方に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、皆さんが文化的・個人的に価値や意味を見出している活動(日常生活の諸動作や仕事、遊びなど全般)を用いて、日常生活を送る上で必要な能力の回復をサポートします。こころと身体のリハビリテーションを実施します。

言語聴覚療法

言語聴覚療法では、「話す」「聞く」「読む」「書く」等、コミュニケーションに障害のある方々の社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活が行えるよう支援します。

摂食機能療法

脳血管疾患などの原因で食べる事が難しくなった方に対して、評価、訓練を行います。安全且つ楽しい食生活になるよう、1人1人に合わせた食事や栄養スタイルの確立を目指します。

在籍人数

理学療法士:11名  作業療法士:6名  言語聴覚士:4名

在籍療法士が取得した他の資格等

理学療法士:

認定理学療法士(循環・運動)
3学会合同呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
福祉住環境コーディネーター2級
地域包括ケア会議リーダー
介護予防推進リーダー
骨粗鬆症マネージャー
ロコモコーディネーター
がんのリハビリテーション研修修了
認知症サポーター
介護支援専門員
CRETIFICATE OF COMPLETION in PILATES MATWORK(ネバタ州立大学)

作業療法士:

生活行為向上マネジメント研修修了
認知ケア専門士
3学会合同呼吸療法認定士
介護支援専門員
がんのリハビリテーション研修修了
認知症サポーター
骨粗鬆症マネージャー
AMPS(運動技能とプロセス技能の評価)

言語聴覚士:

栄養サポートチーム専門療法士
Lee Silverman Voice Treatment®
がんのリハビリテーション研修修了
認知症サポーター

臨床研究にも力を入れています!

リハビリテーション科では、これまでに以下の演題発表を行ってきました。

過去の臨床研究は下記のPDFでご覧ください。

臨床研究 2017年から2022年まで

外来リハビリ

医師の指示の下、外来リハビリを提供しています。目標達成に向けて、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が関わらさせていただきます。状況に応じて、復職の希望に対しても関わらせていただきます。また、医療保険分野だけでなく介護保険分野の多職種と連携を取り、その方らしく在宅生活を送ることができるようにサポートしています。

提供曜日

外来疾患別リハビリテーション

月曜日〜土曜日
9:00〜12:30、14:30〜17:30
※土曜日のみ9:00〜12:30

心臓リハビリテーション
月曜日〜金曜日の週5日
※土曜日にご希望の方はご相談ください。

リハビリ患者様に適切な治療を行う為、定期的な医師の診断が必要となります。また、予約制となっていますので、ご協力よろしくお願いします。

リハビリテーションの流れ

リハビリ機器のご紹介

当院(木阪病院)で使用しているリハビリ機器の一部をご紹介します。これらの物理療法機器の利用に関しては必ず医師の処方が必要です。

炭酸泉は温水に炭酸ガスが溶け込んでいるものです。
疲労回復・鎮痛作用・高血圧などに効果があるといわれています。
また、循環改善作用があり、閉塞性動脈硬化症や褥瘡などの治療に使用しています。

心臓リハビリテーションについて

心臓リハビリテーションって?

心臓リハビリテーション(略して 心リハ)とは、自分の病気のことを知ることから始まり、患者さんごとの運動指導、安全管理、危険因子管理、心のケアなどを総合的に行うものです。
心臓の機能低下や心疾患の治療のための安静加療の結果、体力の低下や病前行えていた排泄動作などの日常生活動作や家事動作などが難しくなってしまうことがあります。心リハを通して、低下した体力の向上や日常生活動作の再獲得のお手伝いをさせていただき、「その人らしく」生活が送れるよう支援させていただきます。また、治療後にどの程度動いても大丈夫なのか、どのような生活を送れば安全に過ごすことが出来るのかなどについても、指導・助言を行わせていただきます。
当院では、医師、理学療法士、作業療法士、看護師、薬剤師、管理栄養士などの専門医療職が協働してフォローをさせていただきます。

心臓リハビリテーション指導士が在籍しています

当院には、2000年に日本心臓リハビリテーション学会が認定制度として発足された心臓リハビリテーション指導士が在籍しています。
心臓リハビリテーション指導士には「リハビリテーション」という言葉が入っているため、「リハビリテーション=運動療法」とイメージされやすいですが、運動療法だけに特化した資格ではありません。運動療法以外にも食事療法や禁煙指導、教育等、患者様一人ひとりに包括的に関わらせていただく上で、入院から退院、そして退院後の生活に関して他の職種と連携を図り、指導、管理をさせていただく役割を持っています。
また、「脳梗塞で入院したけど、もともと心疾患があった」、「骨折で入院したけど、心機能が低下していた」と、リハビリテーションを進めていく上で心臓についても考慮しなければならない方が多くいらっしゃいます。そのような方にも、より専門的な知識を持った療法士が関わらせていただくことで、より安全に、今後の生活を見据えたリハビリテーションを提供させていただきます。

作業療法士も心臓リハビリテーションを実施しています

2014年度の診療報酬改定で、心大血管疾患リハビリテーションの作業療法士による算定が認められました。背景として、本邦の高齢化に伴って心大血管疾患の発症率が高まり、身体機能および認知機能低下や合併症の重複症例が多くなってきていることがあります。そこで、上肢機能や認知機能、日常生活活動や手段的日常生活活動などに、専門的に関わることのできる作業療法士の役割がますます重要となってきています。
当院においても同様の状況であり、作業療法士による認知機能、日常生活活動や手段的日常生活活動への関わりを重要視しています。独立行政法人 国立健康・栄養研究所が作成した「身体活動のMets表」に基づいて、心機能・身体機能を評価し、入院中・退院後に安全に生活が送ることができるよう、関わらせていただきます。

骨粗鬆症マネージャー

当院では、平成27年4月に学会認定となった骨粗鬆症マネージャーが在籍し、骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)を提供しています。骨粗鬆症マネージャーは、骨粗鬆症診療支援サービスの役割を担う骨粗鬆症に関する知識を有するコーディネーターです。地域・診療所・病院部門で互いに連携し、地域において1人の患者様の治療経過を通してそれぞれの部門と骨粗鬆症マネージャーが連携をとり、「治療率向上」と「治療継続率向上」を図る役割を担っています。

当院では、骨粗鬆症に起因する大腿骨近位部骨折や、脊椎圧迫骨折のために日常生活に支障をきたした患者様にもリハビリテーションを提供しています。大腿骨近位部骨折に対しては、急性期病院や東広島地域の病院と大腿骨頸部骨折地域連携パスを通して連携し、骨粗鬆症の治療が継続できるよう支援を行っています。また、東広島地域の近隣病院との意見交換会にも参加し、骨粗鬆症予防・再骨折予防の為の薬物治療・運動療法・食事療法の展開にも力を入れています。院内では、骨粗鬆症啓発活動を実施しています。

認知症ケア専門士としての活動

当院リハビリテーション科には、認知症ケア専門士が在籍しています。
(認知症ケア専門士とは「認知症に対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケアの技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的」として設立された認定資格です。)
認知症といっても症状は様々です。認知症とはどんな状態なのかを正しく知り、本人さまに合わせた支援をするための対応方法や支え方への理解を深めています。
取り組みとして、”東広島市の住民運営通いの場での認知機能評価のお手伝い”や、”東広島市オレンジ交流会へ参加”し、”認知症の啓発活動”をおこなっています。
また、認知症ケア学会主催の研修等に参加し、認知症に対する最新の情報を入手したり、他院での取り組み内容について知識を深め、当院における患者様へのリハビリテーションに活かしていけるよう努めています。
「認知症になっても暮らしやすい町づくり」への注目度が高まっています。地域支援に向けて、より一層関わっていくため、これからも活動を続けていきます。

地域リハビリテーションサポートセンターの活動

広島県地域リハビリテーションサポートセンター

障がいがある人々や高齢者の介護予防と生活の質の向上及び自立社会参加を支援するため、平成26年より広島県から地域リハビリテーションサポートセンターとして指定を受け活動をしています。

広島県中央二次保健医療圏(東広島市、竹原市、大崎上島町)において、地域リハビリテーション広域支援センターと当院を含めた地域リハビリテーションサポートセンターが協力して、地域リハビリテーションの推進活動を進めています。

これまでの活動内容

  • 療法士派遣
  • 住民主体の介護予防に関する検討会
  • 「住民運営の通いの場」に関するワーキング会議
  • 介護予防事業
  • 住民運営の通いの場
  • 地域ケア会議への参加
  • 地域リハビリテーション推進にかかる研修会の実施協力